平貞文
たいらのさだふみ
871年〜923年

平安時代のストーキング男はどんな行為をしたのでしょうか?!


平貞文にインタビュー
ハガクレ

今回は平安時代の歌人・そして平安時代を代表するストーカー!平貞文さんです!

貞 文

ストーカーとは失礼でおじゃるな

ハガクレ


え?だって風のうわさでそう聞いてますよ!あの芥川龍之介だってあなたのことを主役にして「好色」っていう小説書いたくらいですからね

貞 文


マロは本能のままに生きているだけでおじゃる。好きな女性ができたらすぐさま行動にでただけでおじゃるよ

ハガクレ

ふーん。いったい好きな女性にどんな事をしでかしたんですか?

貞 文


それがな、本院の侍従という美しい歌人がおってなぁ。マロはその女性をどーーーーーーーーーーーーーーしても我が物にしたかったのじゃよ

ハガクレ

へーえ

貞 文

手紙を何度も送ったのに無視され続けてのー

ハガクレ

貞文さんに興味がなかったからでしょ?

貞 文

マロは興味がありありなのじゃ!マロが興味があったらそれでいいのじゃ!

ハガクレ

相手の気持ちを考えなきゃ

貞 文


生意気な口を聞くにゃぁ!マロはマロは・・・・もう食事も喉を通らないくらい侍従のことばかり考えていたのでおじゃる!!!そして・・・

ハガクレ

そして?

貞 文

とうとう雨の日に侍従の家に行ったのじゃ

ハガクレ

なんでわざわざ雨の日に?

貞 文

雨の日にわざわざ来たのじゃから、帰ってくれとは言わんじゃろと思ってなぁ

ハガクレ

ふーん。で?

貞 文


侍従はマロを家にあげてくれたのでおじゃる。そしてな「どうしてこんなすごい雨の日に来たのですか?」と聞いてきたのでおじゃるよ。ここでマロのキメゼリフじゃ

ハガクレ

どんな??

貞 文

「マロの愛はこれくらいの雨に妨げられるようなものではないのでおじゃるよ」とな・・・

ハガクレ

はぁ・・・キザですねぇ

貞 文

マロはもう「この女、もらった!」と心の中で踊っておったのじゃ

ハガクレ

ほぉ!では悲願達成したんですか?

貞 文

はぁ・・・。侍従はな、部屋の戸を閉めてくるといったのでおじゃる

ハガクレ

やっと念願のラブラブタイムですねっ!

貞 文


ところがじゃ!侍従はそのままマロのいる部屋に戻ってこないのでおじゃる!!!マロは悲しゅうて悲しゅうて・・・

ハガクレ

あー、フラレちゃったんですねえ

貞 文

マロはこうなったらせめて侍従の体の一部を貰おうと思ったのじゃ

ハガクレ

えっ!まさか体を傷つけるとか、そういう危険なことじゃないでしょうね!

貞 文

違うでおじゃる。マロは侍従の糞尿を盗み出すよう家来に命じたのじゃ

ハガクレ

糞尿?は?それってう○このコトですか?

貞 文

そうでおじゃる

ハガクレ

はぁ!?変態ですよソレ!!

貞 文

マロは侍従のクサイう○こをみればこの恋も冷めるじゃろう思ったのじゃ

ハガクレ

うわー。最低ですねぇ。だからってう○こ・・・

貞 文


ホッホッホ。それくらいしなければマロの熱い思いは冷めぬということじゃ。とにかくマロは侍従のう○こが欲しくて欲しくてたまらなくなってきたのじゃ!!

ハガクレ

はぁ・・・

貞 文


当時はな、携帯用便器(かご)を使っておったので、侍従が使ったその便器を盗むよう家来にいったのじゃ

ハガクレ

・・・・

貞 文


そしてとうとう家来が便器を盗んできたのでおじゃる!!!!便器を前にしたマロの興奮は今でも忘れられぬ!!!

ハガクレ

・・・・・(アブネェ)・・・・・

貞 文



ところがじゃ!なんとその便器にはう○こではなく、香木を煮詰めて作った黄色い水と練香が丸めて入れてあったのじゃ!侍従はう○こに似た練り物を用意しておったのじゃ!

ハガクレ


侍従さんスゴイですね。そんなもん作るなんて・・・。貞文さんの危ない行為を先読みしてたんですね

貞 文

こうなると、もうこれまで以上に侍従が恋しゅうて恋しゅうて・・・

ハガクレ

はぁ、そうすか・・・。で?それからどうなったんです?

貞 文



マロは何度も何度もアタックしたのでおじゃるが、侍従はいっくらマロが言い寄ってもダメじゃった。マロは侍従のことを思い続け、恋わずらいで死んでしまったのじゃ。哀しいことよのぉ

ハガクレ


はー。命がけの恋だったんですねぇ・・・でもあっちは死んでくれて安心したんじゃないですか?なんたってう○こを盗む男なんて・・・ねぇ?

貞 文

それほど侍従が好きだったってことなのでおじゃる!!!!