旭姫にインタビュー |
ハガクレ
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今回はあの太閤秀吉の妹で、あの徳川家康の正室となった日本のファーストレディ!旭姫です!
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旭 姫
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・・・・・・・・
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ハガクレ
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あれ?なんかテンション低いですね?
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旭 姫
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ファーストレディ?そんなもの私にとって何の価値もございませんわ
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ハガクレ
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え?何でですか!?家康の正室ですよ!?確か、最初の正室だった築山殿が死んじゃって、後妻ですけど正室ですよ??
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旭 姫
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ふっ。私の生き様をお話したら、そんなもの何の価値もない事がおわかりいただけると思いますわ
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ハガクレ
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え!じゃあ、その生き様を聞いていきたいと思います!いいですか?
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旭 姫
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ええ。私は、兄である秀吉の六歳下の妹でございます。もともと農民のため、同じ村の百姓である嘉助殿と貧乏でしたが幸せに暮らしておりました
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ハガクレ
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ふむふむ
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旭 姫
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ところが、兄がどんどん出世したため、嘉助殿はなりたくもないのに無理やり武士にさせられてしまいましたの
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ハガクレ
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ふーん
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旭 姫
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そのため夫はノイローゼになってしまい、気が狂ってしまいました。私は離婚させられてしまったのです
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ハガクレ
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そんなに武士になりたくなかったんだ・・・
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旭 姫
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そうなのです。で、私は離婚後、今度は兄の同僚である副田甚兵衛殿と再婚させられましたの
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ハガクレ
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はぁー。今度も無理やり?
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旭 姫
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はい。そうでございます。ですが今度の結婚も、私は地味ながらも幸せに暮らしておりました
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ハガクレ
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じゃあ良かったじゃないですか
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旭 姫
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ところが、私が44歳になった時、突然兄が離婚しろと
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ハガクレ
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は!?なんで?自分が結婚させたくせに!?
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旭 姫
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そうなのです。兄はその頃、天下統一を目指しておりました。それを邪魔していたのが徳川家康という者だったのです。兄は家康殿の機嫌を取るために私を家康のもとへ結婚させようとしたのです
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ハガクレ
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なんで旭姫だったんですか!?
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旭 姫
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私が妹だからです。兄にとって、私を嫁に送るということは「こっちは妹まであげてやってるんだぞ?いい加減わしに従えよ」と家康に暗に伝えるためです
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ハガクレ
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思いっきり政略の駒にされてるじゃないですか!!!
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旭 姫
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そうです。それが戦国の世というものなのです。おかげで夫は妻を取られたということを恥じて自害してしまいました
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ハガクレ
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ひぇぇ・・・。そりゃまたひどい
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旭 姫
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最悪でした。私は家康のもとに行かされましたが、ていのいい人質でございました。それに44歳の花嫁など聞いたこともございません。家臣達は私を敵視しておりましたし、家康殿の周りには寵愛を受けている若い側室ばかりだし・・・
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ハガクレ
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うわぁ・・・ほんと気の毒ですね
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旭 姫
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針のむしろのような日々でございました。そんな時、母の「なか」が病気になったのです
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ハガクレ
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ふむふむ
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旭 姫
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私は家康殿にお願いして、母の看病に行きたいと申し出たのです
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ハガクレ
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OKだったんですか?
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旭 姫
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はい。私、家康殿から離れられると思うと本当に嬉しくて・・・・。母の元へ行き、看病の日々を送りました。その甲斐あって、母はだんだんと元気になってきたのです
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ハガクレ
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で、旭姫さんはまた家康のところに戻ったと
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旭 姫
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いいえ。戻らなければならないことはわかっていましたが、足が動かず、毎日毎日そのことばかりを考え、食事も喉を通らなくなってきたのです
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ハガクレ
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旭姫もノイローゼじゃないですか!
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旭 姫
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はっきりいってそうです。家康のもとに戻ることを考えると吐き気がして・・・。そしてとうとう私はやせ衰え、死んでしまったのです
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ハガクレ
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ええっっ!お母さんの看病に行って、自分が死んじゃったんですか!!
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旭 姫
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はい。でも私、それでよかったのです。死んだ方が楽だったのです。後から聞いたのですが、兄も家康殿も私の葬儀にも来なかったようですし・・・
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ハガクレ
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ひどい話ですねっ
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旭 姫
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いいえ。来てくれないほうがよかったですわ。それに家康殿の元へ戻り、またあのような生活を送るくらいなら死んで良かったのです
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ハガクレ
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はぁ。ほんとに戦国の悲劇のお姫様ですねぇ
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