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ハガクレ 今回は敦盛さんに来ていただきました!こんにちは!
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敦盛 はじめまして。宜しくお願い致します。
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ハガクレ はぁー、すごく礼儀正しい方ですねー!まだお若いのに
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敦盛 ありがとうございます。常々、武士とは礼儀を重んじよと親から言われておりましたので
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ハガクレ ほぉー。えー、ではインタビューを始めさせていただきます!
敦盛さんといえば、一の谷の合戦のあとのコトが有名ですが、その時のことを詳しく教えていただけますか?
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敦盛 はい。あの時はわが平氏は源氏によって壊滅状態にされてしまいました。
私は逃げ遅れてしまい、浜で1人たたずんでいたのです。
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ハガクレ フムフム
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敦盛 そこへ熊谷という東国武士がやってきたのです。
彼は何とかして戦功をたてたかったらしく、目が血走っておりました。そんな男に私は見つかってしまったのです。
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ハガクレ アンラッキーですねぇ。逃げなかったんですか?
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敦盛 逃げる?武士が逃げるなどできましょうか?敵に背を向けるなど武士として恥ずべきことでございましょう
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ハガクレ なるほど・・・。で、どうなったんですか?
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敦盛 熊谷は私に掴みかかりました。が、私の顔を見るなり手を緩めたのです。
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ハガクレ 確か熊谷さんには敦盛さんと同い年くらいの小次郎っていう息子がいたんですよね?やっぱ親心として気の毒に思っちゃったんでしょうかね?
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敦盛 多分そうだと思います。熊谷は私に逃げろと言いました。正直とまどいました。
私の首はかなりの褒美の対象となるはずなのですが・・・。
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ハガクレ 敦盛さんのあまりの美しさに、ちょっとまいっちゃったんじゃないですか?
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敦盛 やめてくれませんか?おぞましい。
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ハガクレ あ、すみません
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敦盛 よくわかりませんが、彼は私に逃げろと何度も言いました。
が、遠くの方からたくさんの源氏の者たちがやってくるのが見えたのです。
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ハガクレ フムフム
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敦盛 今逃げたとしても、後からやってくる源氏の者たちに首を討たれるのは目に見えておりました。
彼もそう感じ取ったようでした。するとあの男、目から涙をボロボロと流し始めたのです。
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ハガクレ へー
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敦盛 そして「私がきちんとあなた様の首を供養いたします。御免!」と、叫び、私は首を取られてしまったのです。
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ハガクレ うわぁ・・・。そうなんですか・・・
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敦盛 人生とははかないものです。栄華を極めた平家の滅亡をこの目で見なかったのがせめてもの救いでございます。
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ハガクレ ほんとですね・・・。
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敦盛 そういえば、あなたはオダノブナガという方をご存知ですか?
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ハガクレ えっ!知ってますよ!すごい有名人ですよ!
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敦盛 私はよく知らないのですが、あの世でサインをくれと頼まれまして・・・
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ハガクレ へー
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敦盛 その後、たびたび「俺の舞いを見てくれ!」とやってくるのです。
いきなり「人生五十年〜♪」と、やりだすので、少々まいっております。
それに彼の周りには刺客がうろうろしているので、疲れるのですよ。私はゆっくり笛を吹いていたいのに・・・。
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