性と愛の日本史


         


雄略天皇

日本の21代目の天皇であります
この方、ほんっと色んな伝説があります

「大悪天皇」と恐れられた人で、無類の女好き

雄略天皇はホントに女が大好きで、気に入った女性がいれば夫がいようがなんだろうが必ず自分のものにしちゃいます
しかも残忍でサディストっぽい
気に入らないことがあったらすぐ殺すという人であります

そんな雄略天皇の「一晩で七回」以外のエピソードを紹介します


・側室にした美女が密通

雄略天皇は自分の権力を利用して、とにかく美女という美女を集めまくり
で、百済の王族の娘・池津媛(いけつひめ)に目をつけました
もちろん側室にしちゃいました

が、池津媛はどーーしても雄略天皇を好きになれず、昔から気になっていた石河楯(いしかわのたて)とエッチしちゃいました

これを知った雄略天皇は激怒!!
なんと、池津媛と石河楯を捕らえ、両手両足を縛り、火をつけて焼き殺したのであります

・お気の毒な老女

雄略天皇が三輪山へ行った時、川で洗濯をしている美少女を発見
名まえを聞くと「赤猪子(あかいこ)と申します」と言いました

雄略天皇はその美少女を気に入り、「近いうちに迎えの使者をよこすから、お前は絶対に結婚しないで待っていろ」と言いました

が、雄略天皇は帰ってきたらその美少女のことなどすーーーっかり忘れちゃいました
そしてなんと、80年もの月日がたったのです

すっかり老いてしまった元・美少女はある日雄略のもとへやってきました

雄略天皇はその老女をみて「お前は何者だ?」とハテナ顔
老女が昔の話を言うと、雄略は「やべ。自分で声かけたのに忘れてたよ〜」と、さすがに気の毒に思ったのか、赤猪子に多くのお宝をプレゼントしました

・裸の女性にタジタジの木工

ある木工が「俺は今まで毎日斧で木材を削ってるけど、一度も台石に斧を当てて歯こぼれさせたことがない」と言いました
それを聞いた雄略天皇、何が気に食わなかったのがその木工を呼び寄せました

で、「ワシの前で斧をふるってみろ」と命令
それだけでも木工はビビルというのに、なんと雄略天皇は自分の采女をわんさか連れてきて、でもってその采女を全員裸にし、目の前で相撲をとらせたのです

木工は目の前で裸の女性が格闘してるのが気になっちゃって、思わず手元が狂ってしまいました

すると雄略天皇「なにが一度も失敗したことがないだ!どこの誰がそんなこと言ったんだ!」と、いきなり激怒し、処刑することに

仲間達が必死で命乞いをして、木工は処刑は免れましたが、いったい何が気に入らなかったのでしょうねぇ?








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