性と愛の日本史


         


光源氏

日本人なら誰もが知ってる紫式部の「源氏物語」
その主人公が光源氏であります

源氏物語については、ほんっとマジメにお勉強している方が多いと思いますので
ワタクシのようなミーハー観点から見てもいいよ!という人だけ先に進んじゃってくださいw
ホント、真剣に好きな人に怒られそうなので(^^;)
でも、ミーハー歴史サイトなので許してね♪


ではではサクっとプロフィール


光源氏とゆーのはそもそも桐壺帝の二番目の皇子様であります

小さい頃からすっごーーーいかっこよかったらしく、光り輝く美貌&才能を持っていたので「光る君(ひかるのきみ)」と呼ばれるように

とにかくヒカリまくってた光源氏でしたが、大好きなお母さんが3歳の時に死んでしまいました
そっからお母さんの面影を求め、色んな女性とアレコレするわけであります
まさに性犯罪しまくり男です(笑)

まぁ、身分は高いわ、ぶっちぎりでカッコイイわ、顔は光るほど美しいわ、態度はスマートだわと
とにかく平安一のイケメンなのであります

12歳で元服して、4つ年上の葵の上と結婚するも、実は5歳年上でお父さんの後妻となった藤壺がダイスキ
ずーっと後妻の藤壺を狙いまくる

ケド、ほかでもやることはやってる

まだガラスの十代だとゆーのに不倫はするわ、情事中に浮気相手は変死するわ、美少女を拉致するわ、女性を囲うわ、物の怪に憑かれるわ、夫のいる女性をレイプするわ、57歳の女性とエッチするわと、やりたい放題

22歳の時に、奥さんの葵の上が光源氏の浮気相手に呪い殺されてしまうが、すぐに誘拐してきた美少女・紫の上と結婚
しかも初恋の藤壺のソックリさん


25歳の時に、お兄ちゃんの奥さん朧月夜に手を出しちゃうんだけど、これがバレて須磨へ流されちゃう
まさに自業自得

が、ココでへこたれる光源氏じゃ〜ありません

須磨から明石に移るんだけど、ここで現地妻をしっかりゲット
しかも子供も産ませちゃう
都にいる紫の上は嫉妬でメラメラ

3年後都に戻り、現地妻とはサヨウナラ
でもって着々と出世していき、ホントの妻の紫の上とこれでようやくハッピーかと思いきや
明石の現地妻を呼び寄せたりと、紫の上を困らせまくり

さらにさらに、もーっと名誉が欲しくなっちゃって、26歳も年下の新妻を貰っちゃった

48歳の時、光源氏の女好きにほとほと疲れた紫の上がとうとう死んじゃった
悲しみまくりの光源氏はとうとう出家するのでした


どうすか〜?このやりたい放題人生(?)


では、光源氏が関係を持った女性をちょこっと紹介しましょう!!



藤壺ふじつぼ
 
お母さんが死んだ後、新しいお母さんになった人
これがお母さんにソックリ
ってことで、光源氏は藤壺に憧れまくる
ずーっとスキだったんだけど、お父さんの奥さんってことでガマンしてた
だけどついに爆発
とうとうやっちゃいました!
でもって、光源氏とのコドモを妊娠してしまうとゆー、すごいことをやってしまいました


葵の上あおいのうえ

初めての正妻
親友の妹だったんだけど、気位が高かった
ケド、葵はほんとは光源氏のことが大好きだった
素直じゃなかったのね〜

最初は冷たい新婚生活を送ってたんだけど、だんだん打ち解けてくるように
で、とうとう妊娠し、大喜びだったんだけど、そのとき光源氏が浮気していた六条御息所の嫉妬による怨霊によって呪い殺されてしまったのでした
この怨霊話の詳細は↓の六条のとこで紹介
正妻VS愛人の場所取り争いがあるのです


六条御息所ろくじょうのみやすどころ

大臣の娘で、16歳で桐壺帝の弟と結婚するんだけど、20歳の時にダンナが死んだので未亡人に
24歳の時に17歳の光源氏と出会う
光源氏が才能があって美人の六条に興味津々だったからであります
光源氏は無理やり六条に会いに行き、強引にエッチ
こうして二人は愛人関係を続けていく訳ですが、六条はだんだんほんっとに光源氏のことが好きになっちゃう
ケド自分は24歳 光源氏は17歳で正妻もいる将来有望な男の子
悩みまくりの六条

そんな時、お祭りがあり六条は祭りの行列に参加している光源氏を一目みたくて出かけました
そこに正妻・葵の上もきていたのであります
ちなみに後から来たのが葵の上の車なんだけど、すでに場所が埋まってて、でもって家臣が「おいおい、アレ、光源氏の愛人の車じゃねぇ?」と、六条の車を発見

で、「正妻が来たんだから、愛人は場所を譲れ」と強引に追い出しちゃった
六条の乗ってる車は壊れてしまい、後ろに追い出されプライドがズタズタ
六条は「こんな恥かしい目に会うなんて」と葵を恨むのであります
そして葵が出産する時に物の怪になってしまいました
葵は死んでしまい、自分が物の怪となったことに気がついた六条は、都を去ることに決めたのであります
六条よりヒトコト
「より多く愛した者が負けるのです。私は光源氏を愛した時点で自分に負けたのです」


典侍ないしのすけ
家柄もよく、頭もいい57歳の女性
が、ちょっと色ボケ
良く言えば、元気
光源氏と親友でこれまたカッコイイ頭中将がからかって声をかけると、喜びまくった
でもって、自分から「アタシと光源氏はデキてるのよ〜」と言いまくった


末摘花すえつむはな
身分は高いんだけど、お父さんが早死にしたため超ビンボーになってしまい、あばら家に住んでた
「悲劇のお姫様」ってことで興味津々の光源氏と親友の頭中将は、どっちがゲットできるかと競い合う
で、光源氏はさっさかとあばら家に忍び込み、さっさかとやっちゃう
朝、起きてビックリ
そのお姫様の顔がめっちゃブサイクだった
顔は青白く、鼻が大きく垂れ下がってて、鼻先が赤くなってる
座高も高くてやせぎす、マジブス・・・らしい
でも、お気の毒になっちゃった光源氏は、金銭的援助をしてあげた


夕顔ゆうがお

上に書いた六条との愛人生活を続けていたのと同じ頃、光源氏はもう一人チェックしていた女の子がいた
それが夕顔
乳母が病気になったのでお見舞いに行く途中、垣根に咲いてる夕顔の花に興味を持った光源氏
するとそこに女の子が現れて、扇を差し出しました
そこに歌が書いてあり、光源氏は「こんなトコにも風情のある子がいるんだ〜」と興味津々
で、早速会いにいっちゃいました
実は夕顔は頭中将の愛人
正妻にいじめられて逃げ出してた時に光源氏と出会ったのでした
とゆーことで、お互い身分も知らずにいたのでした

でもって、光源氏も正妻(葵の上)VS愛人(六条)の間で疲れてたので、夕顔で癒されまくっていた

が、ここにも六条御息所の物の怪が出現!
夕顔は呪い殺されてしまったのでありました
まさに光源氏のとばっちりを受けてしまった女性



花散里はなちるさと
源氏物語の中で地味〜なのがこの人
そんなに美人でもなかったんだけど、性格が良かったらしく光源氏から何かと頼りにされてる
葵の上との間にできた息子の夕霧の世話をしたのもこの人
光源氏とは早くから性的関係がなくなったらしいんだけど、NO2の座に居座ることができてた
よっぽど信頼されてたんでしょうな


朝顔あさがお
光源氏のお父さんの兄弟の娘
つまり光源氏とはイトコ
でもって、唯一光源氏になびかなかった女性
光源氏は17年もの間、手紙でくどきまくってたけど、とうとう落とすことはできなかった
断固として求愛を拒んでたとゆー異色の存在



空蝉うつせみ

中流貴族の娘なんだけど、後ろ盾のお父さんが早く死んでしまったため、後妻を探していた伊予の介とかなりの年の差結婚した
地味な生活を送ってたんだけど、空蝉のウワサを聞いた光源氏がおもしろがって家に忍び込み
無理やりやっちゃった
でもって、光源氏は猛烈アタックするんだけど、「私とあなたは身分がつりあわない」とゆーことで、二度目に光源氏が忍び込んできた時は、一枚の着物だけを残して逃げてしまった
その後は光源氏がいっくら口説いてもダメで、自分に自信満々の光源氏にとって忘れられない女となったのでした

軒端萩のぎばのおぎ

空蝉を襲おうとやってきた光源氏が、空蝉と間違ってやられちゃったとゆーお気の毒な女性


朧月夜おぼろづきよ

光源氏の政敵の娘
でもって光源氏のお兄ちゃん、朱雀帝と結婚するとゆー身分たかーーい女性
ケド、華やかで好き勝手やるタイプ
本能のままに生きる自由奔放な朧月夜に朱雀帝もメロメロ状態

光源氏20歳 朧月夜17歳の時に出会う
宴の後、「照りもせず〜」とゆーよーな歌を口ずさんでた女性を見て、すぐさま口説き
でもって、すぐさまエッチしちゃう
が、コレがバレてしまう
コレが原因で光源氏は須磨へ追放されちゃった



明石の君あかしのきみ
須磨に追放された光源氏の現地妻となる女性
明石の君のお父さんは、娘を都の偉い人と結婚させたいと考えてた
そんなトコにちょーどやってきた光源氏に、娘を差し出す
気乗りがしなかった光源氏だけど、文のやりとりをしてるうちに「おやおや?結構教養あるんじゃん」と思い、手をつけちゃった
で、子供も出来ちゃった
けど、妊娠中に追放処分が許された光源氏は、さっさかと都へ戻っちゃった
のちに都へ呼ばれるが、娘を産んだってことで光源氏妻・愛人の中ではNO3の座をゲット
紫の上が一番イヤがってたのもこの人



紫の上むらさきのうえ
光源氏が具合が悪くなって静養の為にやってきたトコで目をつけられた
光源氏の初恋の人・藤壺の姪なんで、ちょっと似てた
でもって、まだ10歳だってのに源氏にチェックされ引き取られる
光源氏は自分好みの女性に育て上げ、そろそろいいか・・・ってトコで、14歳の時に無理やりやっちゃう
ロリコン全開
以降、ずっと大事にされるんだけど、死ぬまで光源氏の浮気癖に悩まされ続ける




玉鬘たまかづら

夕顔と頭中将の娘
おかーさんの夕顔が怪死した後、乳母に連れられて九州に
夕顔に似た美人で、九州でモテモテ
が、求愛を拒みまくって京都へ行く
これからどうしよっかなぁ・・・って時に、夕顔の侍女だった右近とゆー女性にばったり出会う
右近は夕顔が死んだ後光源氏に仕えていたので、玉鬘は光源氏に引き取られた

でもって、光源氏にレイプされそうになるがぎりぎりセーフ
美人なんで大勢の人に猛アタックされるが、最後はヒゲの濃い黒鬚の大将とゆー男と結婚
この男もスゴイ奴で、正妻と子供を捨てて玉鬘と無理やり結婚した



女三の宮おんなさんのみや
光源氏のお兄さんの朱雀帝と藤壺の妹との間に出来た娘
朱雀帝が光源氏に「俺の娘と結婚してくれ」とお願い
いっときますが、叔父と姪っ子の間柄であります
断ればいいのに、初恋の人・藤壺に似てたので思わずOK
光源氏39歳・女三の宮13歳であります

いきなりめっちゃ若い奥さんを連れてきた光源氏に紫の上は嫉妬しまくり
嫉妬しすぎて疲れ果て、病気がちになっちゃった
光源氏も「藤壺に似てるのに、全然教養がないし、ガキっぽすぎる!」とがっかり
ちなみに女三の宮はとゆ〜と、こちらもさすがに39歳のオッサンにいまいち心は開けない

そこへ出てくるのが柏木とゆ〜青年
柏木は光源氏の親友・頭中将の息子
で、二人はできちゃってとうとう子供も生まれちゃう
柏木も自分がやっちゃったことにビビって病気になり死んでしまう

光源氏もココでやっとこさ、自分のした罪の重さに気がつき、出家するのでありました
 












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