光秀の妻・熙子の内助の功
光秀がまだ貧乏時代の頃、友人が家に遊びに来ることに
が、光秀の家にはお金がないのでとてもじゃないけどまともな料理を出すことができない
悩み続ける光秀
が、とうとうその日が来てしまった
暗い顔で家に帰ってきた光秀
家にはいってビックリ!
そこには素晴らしいお料理が並んでいたのです
友人たちはとても喜び、楽しい宴が開けました
皆が帰った後光秀は「なぜこのような料理を用意できたのだ?」と妻の熙子にたずねました
熙子が頭に覆っていた手ぬぐいをはずすと、美しかった髪の毛がばっさりと切られていました
そうです。熙子は当時の女性の命である髪を売り、お金を作ったのです
光秀はこの熙子の気持ちに涙し、いつまでも熙子を大事にしたのでした
光秀 大黒様を拾う
まだ光秀が若い頃、大黒様の木像を拾った
縁起がいいなぁ〜と、光秀は家に持ち帰り友人に見せた
その友人が「へぇー!すごいなぁ。大黒様は千人の上に立つ神様だから大事にしろよ」と言った
すると光秀「フーン。たった千人か。千人の上にしか立てないならいらないや」と、大黒様をその友人にあげてしまったのでした
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