日本の女性史


         


弥生・古墳時代女性の生活

縄文時代は平和で平等でしたが、弥生時代から微妙な変化が出てきます

稲作が始まったことにより、人々の生活に余裕が生まれ、米を蓄えるようになってきました

物を持てば、物を奪う戦いが始まる

自分達の一族が生きていくために、隣の一族の持ち物を奪うという戦いが行われるようになってきたのです

そうすると肉体的に強い男性が戦うこととなる

縄文時代の「平和な統率者」は、弥生時代になると、「強い支配者」に変わっていくのであります

人間による人間の支配が始まった時、男女差が出てきてしまったのです

ですが、それでもまだ女性の統率者はいました

戦いによる変化

弥生女性が大きく変わってくるのは、「戦い」のためです

勝った集団は、もちろん負けた集団を率いる。そして勝った戦いを主導した人の地位が高まる。ここで男性が女性より優位に立つこととなるわけです

お墓の変化

縄文時代は男女分け隔てなく、差別のないお墓でしたが、この時代からお墓が変わってきます

偉い人のお墓の中に、鏡などを入れて埋めたりするようになってきました

女性首長

戦いが強い=支配者の中でも、女性の支配者がいました

卑弥呼を代表とするシャーマンです(卑弥呼については、女性列伝で紹介しています)

卑弥呼以外にも、シャーマン的女性支配者がかなりいました。特に九州地方に多かったようです

お祭り大好き

この時代のお祭りは男女全てが参加していました

そして村の社に全員が集まるんですが、注目すべきはその座り順

普通偉い人が上座に座るんだけど、この頃は男女どころ身分も関係なく好きなトコに座ってお酒を飲んでいました

この頃中国ではすでに家父長制(お父さんが一番偉い)という考えが確立していたので、この様子を見た中国の使者はビックリしたらしいです

堂々とSEX

弥生時代はSEXを「恥ずかしいコト」とは思っていませんでした
なので、その辺の道で堂々とSEXしていたようです
すごいですね〜







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