平安時代を代表する謎の美女
世界三大美女と言われていますが、世界三大美女に小野小町を入れてるのは日本人だけと言われてます
美人の代名詞でありながら、実はこの人は謎だらけのお人
まず生まれも不明。女流歌人であり、六歌仙に選ばれていながらもわかっていないのです
小野小町という名前も本名じゃありません
この時代は女性に名前がなかったですからね〜。たぶん小野さんという方の娘とかそういった感じだったと思われます
小野小町の生き様についても色々あり、幼い頃から優れた美少女で宮仕えすることになったとか、何説かありますがまったくもってどれがホントなのかは謎
すごい美人で何人もの男性にプロポーズされても、誰とも結婚しなかったらしい
自分が世話してた惟喬親王が皇太子になれなかった頃から田舎に移り住んだとも
そんな謎の美女小野小町の有名なお話を紹介します
さてさて、どーーーーしても彼女を忘れられない男性がいました
それが四位深草少将です
何度もプロポーズしにきた深草少将に対して小野小町が「100日間私のとこに通ってくれたらあなたと結婚するわ」と宣言
深草少将の家から小野小町の家は歩いて2時間ほど
だけど彼は小野小町と結婚したい一心で毎日熱心に通いました
雨が降ろうが嵐になろうが、毎晩毎晩通った深草少将でしたが仕事も忙しいし、睡眠不足だし・・・と、99日まで頑張ったというのに、最後の夜に過労のため途中で死んでしまったのです
が、これはホントの話じゃないみたい
どうやら後世の人が「これほど小野小町は美女だったんだぞ!」というのをアピールするための作り話と言われてます
こうして一生結婚しなかった小野小町
死んだのは92歳ごろと言われてる謎の美女でした
代表的な歌は
花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに.
思いつつ 寝ればや人の 見えつらん 夢と知りせば 醒めざらましを
ちなみに小野小町の絵が後姿なのは、あまりにも美しすぎて顔が書けなかったようです
|