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日本の女性史



         


愛加那(あいかな)

個人的に、初めてこの人の名前を聞いたとき一発で覚えてしまった女性であります

愛加那は幕末の大物・西郷隆盛の妻であります
といっても、正式な妻ではありません

さてさて、もともと西郷隆盛は二十代後半の時に最初の結婚をしました
が、西郷隆盛の家は大家族のうえ、裕福ではなかったので最初の妻はとても大変でした
嫁いだ娘が気の毒になった両親が、離婚させたのであります

そして二度目の妻になるのが、この愛加那

愛加那は1837年に奄美大島で生まれました
6歳で父を亡くし、10歳から働きにでていました

そんな愛加那の元に、安政の大獄に巻き込まれて島流しとなった西郷隆盛がやってきたのです

二人は気があったのか、島で結婚をしました

が、当時奄美大島は「差別されている島」でした
薩摩の人々は、島の人たちを軽蔑しており、西郷隆盛のような薩摩藩士が島の娘を正式な妻にするということはNGだったのです

つまり愛加那は、西郷隆盛が島流しにあっている間だけの現地妻でした

いつ薩摩に帰ってしまうかわからない西郷でしたが、二人の間には一男一女に恵まれ、幸せに暮らしていました

ですがとうとう西郷隆盛は薩摩藩に呼び寄せられてしまったのです
わずか三年ちょっとの夫婦生活でした

西郷隆盛が島から出て行くのを、乳飲み子を抱きながら見送った妻・愛加那

その後、西郷隆盛が愛加那の元に訪れたのは1度だけでした・・・
こうして愛加那は西郷と別れた後、再婚もせず66歳まで生き続けたのであります

ちなみに愛加那と別れ薩摩に戻った西郷隆盛は、いとという女性と結婚
西郷隆盛が39歳でいとが23歳の時でした

いとは口数の少ない大人しい女性で、黙って西郷隆盛のために家族を守り続けました
二人の間には男の子が3人生まれました

いとという女性は、心の底から西郷を尊敬していたらしく、愛加那の生んだ息子も薩摩に引き取り、自分の息子と同様に育てます
そして、愛加那にお金を送っってあげたりと、本当に出来た(出来すぎた)妻でした

そしていとは、愛加那から預かった息子・菊次郎を台湾総督府に育て上げるのであります










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