忍者が使っていた術や方法はどのようなものだったのか?
穴蜘蛛の術 蜘蛛のように穴をあけ、敵陣へ潜入する術 鶉(うずら)隠れの術 うずらの習性をまねしたもの。手足を屈し、首をひっこめ、じっと動かず敵を欺くというもの 観音隠れ 木や壁に寄り添い、敵が近づいてきても堂々と立ち、じっと動かないでいること。案外見つからないらしい 火遁の術 火薬を使って、煙を発生させ、その間にさーっと逃げるというもの 月水(げっすい)の術 攻撃用の術 わざと鬨の声を上げたりして合戦中に撹乱させるなど 木の葉隠れ 敵に発見されないために、木の葉や落ち葉などで体を包み隠れる。現在の自衛隊なんかでも、体に草や葉を巻きつけたりしている 殺気術 重要な体術。敵の殺気を察知するための術 獣遁の術 動物を利用するというもの。おもに甲賀では猫を使い、伊賀では鼠を使用していた 水遁の術 水を利用する術。泳いだりもぐったりして逃げたり、情報を聞いたりすること 雪隠隠れ(せっちんがくれ) 雪隠とはトイレのことです。トイレに隠れるということであります。 狸退き 敵に追われたときに、まったく慌てず堂々とし、「敵は向こうへいったぞ!」等といい、さっさと逃げる方法 天狗倒し 女性(くノ一)特有の術。男に襲われたときに、あきらめたと見せかけ全身の力を抜く。男が安心した時、両手で男の両方の耳を思いっきり殴り、脳震盪を起こさせるというもの 土遁の術 土や地面を利用して逃げる術 毒遁の術 毒薬を使用すること。目潰しなどにも使った 百雷銃(ひゃくらいづつ)退き 火薬を使うことが得意な忍者が、敵の退路に火薬を置いておく。逃げる時に次々と爆発する仕掛けで、敵を驚愕させるというもの 風遁の術 風を利用する術なので、いつも風上にいなければいけない術。風遁の術の達人は風魔小太郎 物まねの術 今でも出来る人がいますが、鳥の鳴き声や鼠の鳴き声などを真似ること 山彦の術 主君とケンカしたフリをし、目指す敵のもとへ仕官する。敵の信用を得るよう高めスパイ活動すること 雷遁の術 火薬を使い雷のような大音響と光を出すという術
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