忍者が使っていた言葉の説明
合印(あいじるし) 忍者が使う連絡方法のこと 阿呆薬(あほうやく) 大麻のこと。7月に取れる大麻が一番利くらしい。これを飲ますと敵が阿呆になるため 網笠(あみがさ) 忍者六道具の一つ。顔を隠す帽子のこと。内側に文章などが書いてあったりする 犬 情報を嗅ぎだすこと 隠密(おんみつ) 徳川幕府が全国に放った忍者。豊臣も使っていたと言われている 間者(かんじゃ) 「間」というのは中国語で「スパイ」のこと。それに「者」がついた。初めて「間者」を使ったのは聖徳太子と言われている 鍵縄(かぎなわ) 忍者六道具の一つ。高いところを登りおりしたり、敵を捕らえたりする鍵つきの縄 饗談(きょうだん) 敵の人物を味方に引き入れるため酒宴を開き、秘密を話すこと 草 敵陣に入り、草原などに野宿しながら敵の情報をさぐること。真田の忍者が上手だった くノ一 女性の忍者のこと。「女」という字は「く」「ノ」「一」という文字からなるため クナイ 両そぎの鉄の棒 火打ち石にあてて発火させたり、土を掘ったりする道具 下忍 上忍の家来 死ぬかもしれない危険な仕事などは下忍がやらされる 上忍 忍者の親分。本質的には土豪 手裏剣 忍者が使用する投げる武器 手裏剣の先にトリカブトなどを塗り敵を暗殺したりした 頭脳忍 頭を使って術を使う忍者のこと 反対の人は体忍 透波(すっぱ) 敵をスッパぬくことからこう呼ばれた。有名なのは風魔小太郎 醒心散(せいしんさん) 忍者が使う不眠薬。鷹の糞の白い部分をおへその中に入れるらしい。効果は不明 反り忍(そりにん) 敵の忍者のこと 体忍(たいにん) 体を動かして技を用いる忍者のこと 中忍 上忍と下忍の真ん中の人。中間管理職のようなもの 突破 敵の間をくぐって破壊工作すること。敵陣を突破することではない 根来組(ねごろぐみ) 紀州にある根来寺の僧兵によって編成された忍者の一族 眠り薬 赤犬の血を干して作るらしい。効き目は不明 軒猿(のきざる) 家の軒から軒へと渡りあるくという意味でつけられた。有名なのは上杉謙信の軒猿 撒き菱(まきびし) 追ってくる敵をはばむために撒くもの。鉄や竹などで作られている 水蜘蛛 下駄の周囲に木製の浮きをつけ水の上を歩くこと 物聞(ものぎき) 情報を集める人のこと 物見(ものみ) 敵の様子や戦力を見に行くこと 乱波(らっぱ) 秘密を探り、破壊工作したり敵をかく乱させる人のこと。有名なのは武田信玄の乱波 渡り透波 上に書いたお抱えの透波とは違い、臨時雇いの人たちのこと。山賊や盗賊が多かった
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