お江戸について |
お江戸わーるどにトリップする前に、「江戸時代」の基礎知識を知っときましょう! まず江戸時代とは、「織田がつき、羽柴がこねし天下餅。座りしままに喰うは徳川」とゆーコトで、徳川家康が1603年に征夷大将軍となり、江戸に幕府を開府したことから始まります で、家康・秀忠・家光の三代によって、幕藩体制を整え、徳川の世となります 江戸幕府の終わりは15代将軍・慶喜が大政奉還(政治の権利を天皇に返すこと)して終わります その間、264年が江戸時代 江戸時代が世界に誇れるのは、戦争のない平和な時代が続いたということ 1637年に島原の乱と、1837年に大塩平八郎の乱があっただけで、大きな戦乱がほとんどない時代でした これは世界でも珍しいことで、徳川幕府は260年もの間、安定した平和な世の中を築いていたのです さてさて、江戸時代がどーしてこんなに平和だったのか? その理由の一つに「鎖国」があげられます 鎖国ってのは、外国と関係を持たないということ この鎖国によって、日本は世界情勢から取り残され(?)た感じになりますが、逆を言えば日本の文化が確立したんですねぇ 江戸の町は家光が作った「参勤交代」の制度で各藩の大名達が集まってきました 江戸城を中心に、藩の大名屋敷が並び、その外側に旗本の武家屋敷が並んでました 人々は江戸に集まり、大江戸八百八町と呼ばれ、なんと人口100万人を越える大都市に! 人口100万人というのは当時一番の人口がいたロンドンの60万人を超えており、まさに江戸は世界一の大都市だったのです ちなみに、武家・寺社が50万人で町人や職人が50万人ほど 武家や寺社は男性がほとんどなので、江戸の町は男性が70%女性が30%ほどでした さて、江戸の町の土地ですが、6割は武家屋敷が占めていて、寺社は2割 町人の敷地は2割ありませんでした そのため「長屋」でみんな暮らしていたんですねぇ 「藩」というのは、今でいう会社みたいなもの 藩主が社長で家老なんかが専務などの役職 武士は藩に仕えるサラリーマン 300藩の子会社が親会社「徳川」を支えていたのです こうして子会社「藩」は、徳川のために働き、江戸時代を支えていたのです 260年もの平和な時代には、色んな文化が栄えました ここでは、そんな平和な世の中「江戸時代」をおもしろく紹介していきたいと思っております そして元気な江戸っ子エネルギーが少しでも伝われば・・・ では、お江戸わーるどへ旅立ってくださいませ |