日本の女性史



         


各時代の美人

日本史において「美人」とは一体どんな容姿をしていたのでしょう?

その辺を探ってみたいと思います!!

まず原始時代ですが、これは難しいですね〜
美人がどんななのか正直わかりません(笑)
赤い粉を顔に塗っていたとも言われておりますが、どうなんでしょうねー
ですが、縄文時代の女性は歯並びがすごく良かったみたいですよ
マユゲも濃いし、どっちかというと濃い顔をしてました

弥生時代になって、海の向こうからやってきた人々が弥生人
こちらはのっぺり顔
縄文人と弥生人が交わって、今の日本人があるわけです
あなたの周りにも「縄文系」「弥生系」の人がいるかもね

さてさて、文献がないためこの頃の時代の「美人」ははっきりしません

飛鳥時代になると、額田王など「美人歌人」と呼ばれるような人が出てきます
2人の男の間を行き来し、恋の歌を読んだ女性ですが、外見はわかんないですね

奈良時代になると、あごがぽちゃっとしてて豊満で、眉は太く、 口は小さい女性が美人と言われるように
この時代の女帝・元正天皇も、すごい美人だったと言われています

平安時代の美女と言えば、いろんな人が浮かび上がってきますね〜
が、平安女性のトコでも書きましたが、実際は顔を白く塗りたくったオバケのような感じ・・・
さらに条件としては「髪の毛が長いこと」「顔が大きいこと」「下膨れ」でした

この時代の「美人」で有名なのは小野小町・藤原薬子・藤原高子・和泉式部・藤原璋子・常盤御前などなどが出てきますが、みなさんどんな美人だったんでしょうね〜

鎌倉・室町といった武士の時代になると、平安時代のような優雅でミヤビ〜なイメージは一気に吹っ飛び、「武士の時代の女」になっていきますねー
美人白拍子などが人気となっていきます
武家社会になると、平安美人のような女性ではなく、人間的に活動的な女性の方が好まれたのではないかと思われます

戦国時代の美人といえば織田信長の妹・お市の方・秀吉の側室・松の丸殿・細川ガラシャなどなどが出てきていますね〜
この辺になると肖像画があったりするので、戦国の絶世の美女といわれたお市の顔を見てみましょう!

コレです


ちょっと顔部分はわかりづらいですが、ヒュっとした顔してますよねー
ちなみにお市の方の生んだ淀君も美女と言われていますが、淀君の顔はコレ

どっちかとうと、お父さんの浅井長政に似てるような・・・

そんな感じがしてしまう管理人でした




江戸時代になると、美人画などが大流行します
鈴木春信の書いた笠森お仙が江戸で大ブレイク!
柳腰にうりざね顔、すーっと通った鼻筋におちょぼ口といったのが江戸の美人の条件となります

といっても、江戸時代は長いので笠森お仙は江戸中期の美女の代表格

そのほかにも、高尾太夫といったような代々続く「最高級の遊女」がいたり、大奥内でも美人で有名な側室がいたり・・・

化粧もこの頃になると「素顔」に近い化粧になってきました
白粉を塗りたくまくった時代とは違ってきます

幕末なんかの写真を見てわかると思いますが、そんなにばっちり化粧してないでしょ?







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