頼山陽 |
妻 |
梨影(りえ) |
愛人 |
江馬細香(えまさいこう) |
妻プロフ |
彦根市三津屋町疋田藤右衛門の四女 |
愛人プロフ |
大垣藩医・江馬蘭斎の娘。美人な上に頭もいい
山陽の理想像にぴったりの女性
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妻との出会い |
京都の蘭匡小石元瑞のところに奉公中、頼山陽の身の回りの世話をするように
山陽が私塾を開くと、毎日かいがいしく世話をした
下女+妾といった役割
教養もなかったので、山陽は毎晩エッチしつつも正式な妻にする気はまったくなかった
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愛人との出会い |
山陽のヒトメボレ
かなりベタボレで、「彼女の全身を添削したい〜」という手紙まで書くほど
変態か?
ヒトメボレしてすぐに細香の父親に結婚を申し込むも、「お前のような貧乏儒学者に娘はやれん」と断られた
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ふたまた生活 |
毎晩梨影のとこに行きつつも、心は細香に恋焦がれてた
山陽の猛烈なアタックに細香もとうとう折れ、「おれんちに来いよ。一緒に住もうぜ」という誘いにのることに
が!きたらビックリ!
そこには梨影がおり、一人のどーしょーもない男をはさみ、妾と恋人とのへんてこ生活が始まる
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妻との結婚生活 |
梨影が妻の座を射止めたのは、男子を出産したから
が、子供だけ引きとり梨影とは別れようという動きもあった
さらに妻となってからも山陽は細香と会うことをやめず、ひたすら家で待つ生活
が、その間梨影は少しでも学者である夫に近づく為に 勉強をしていた
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愛人との生活 |
梨影が妻になったものの、詩人として大活躍していた細香
さらに山陽の弟子となり、容姿・教養ともにピカイチに
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バトル |
派手はバトルはない
どちらかというと、梨影がつねに劣等感を抱いていた
「私がいくら頑張っても細香さんには勝てない」と、黙って山陽に従っているしかなかった
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結果 |
ひたむきでいじらしい梨影のことをいつしか山陽は大事にするようになっていった
山陽は53歳で死ぬが、細香とはその2年前に会って終わった
山陽は自分が死んだ後、梨影がきちんと生活できるよう、お金の使い方や三人の子供の教育方法などを書いた
ちなみに再婚するなとも書いた
結局、ひたすら待ち続けた梨影が最終的には勝者となったわけですが、一番最悪なのはこの男ですな(笑)
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裏話 |
@この時代には珍しく、夫婦揃って外出したりした
A三男は頼三樹三郎で、安政の大獄で処刑された
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