性と愛の日本史


         


エロ古事記


タイトル・・・アホですいません
古事記ってなんやねん!?という方はぜひコチラを参考にしてくださいね

簡単に言うと、日本で一番古い書物で、日本が出来たいきさつを書いてる本なんですが
ちょっとエロティックな部分も多くあるんですよ〜

この世の中、男と女の2種類の生き物がいる限り、「性」というのは必然として存在しますよね
性なくしては歴史は作っていくことはできません
古事記でも、性的な部分で捕らえた解明が多くされております

ここでは有名な天地創造のお話+αを紹介しますね

世にイザナミノミコトと、イザナギノミコトとうい二人の神が現れます
そして中に浮かんでいる天浮橋の上に立ち上がり、雲と霧が立ち込めている混沌とした世界に矛(ほこ)を降ろしてかきまぜました

矛を引き上げると、矛先から水が滴り落ち、それが島となった

これが有名な天地創造の神話部分ですが、この部分にエロが隠されているのであります

まず「矛」とうのは「長くて大きい棒状の武器」
わかるかなぁ?矛を男性器に当てはめているんです
下品な話で申し訳ないですが、チンポコという俗語ありますよね?あれは「珍矛」から来てるんです

で、男性器を地上の混沌とした場所に挿入し、引き上げた矛から水滴が出る

つまり、壮大な性交を行い、射精をしたとされているんです


さてさて、旧約聖書では世界最初の人間は神によって作られたアダムとエバ
エデンの園で平和な生活を送っていたんだけど、絶対に食べてはいけない禁断の実を食べてしまったことによって、世界が変わっていきます

今まで全裸でいたのは恥かしくなり、そして性行為も覚えるのです
二人は神によってエデンの園を追放されましたが、性を営むことによりカインとアベルという子供を得ることができた
が、人間として避けることのできない「死」を与えられ、そして生きていくという苦労も与えられることに

さて、日本ではどうやって作られたか?というと

矛で島を作ったイザナミとイザナギは地上に降り立ちました
そこでイザナギはイザナミに向かって
「おまえの体はどうなっているんだ?」とたずねます
イザナミは「私の体には足りないところが一箇所あります」と答えます
するとイザナギ「私の体には一箇所余っている部分がある。どうだろう?私の余っている部分をお前の足りないところに入れてみないか?」
「いいですよ」

こうして二人は初めて性交(みとのまぐわい・・・と言います)をすることに
で、数多くの子供を産むのです

けど、ある日イザナミ(女性の方ね)が、イザナギに性交のお誘いをします
すると、生まれてきたのは「ヒルコ」という汚らわしい生き物
どうやら女性側から男性を誘うという行為に問題があったようなのです

さて、二人の間に有名なアマテラス(姉)とスサノオ(弟)が生まれました
このスサノオはめっちゃ暴れん坊で、残忍で手がつけられない男でした
アマテラスの部屋にウンコを撒き散らしたりと、やりたい放題

で、とうとうアマテラスが激怒する事件が

アマテラスが神に供える布を機織娘に織らせていた時、スサノオが神馬を捕まえて生きたままお尻から皮を剥ぎ取り、馬を投げつけたのです
この時、機織娘は驚いて飛び上がり、機織用の棒が突き刺さり死んでしまいました
そしてアマテラスは、天石屋戸に姿を隠してしまったのです

ココでとある説が

馬というのは巨根の象徴であり、「弟と妹の相姦を言っている」とういのです
つまり、スサノオが実の姉のアマテラスを犯したというものなのです
それにショックを受け、アマテラスは岩戸に姿を隠したという説もあるのです


姿を隠してしまったアマテラスを外に出すために出てくるのが「天宇受売命(アメノウズメノミコト)」
草を腰に巻き、胸を露にし踊り続けます
そのうち、腰に巻いていた草が取れてしまい、ストリップ状態に
この時の踊りですが、どうやら陰部もあらわにして踊り狂ったとされています
で、その踊りを見て男神が大笑いするというもの

ちなみにアメノウズメノミコトは、他のトコでも胸をあらわにして、腰巻きをおへその下まで押し下げて歩いてると書いてまります
お色気ムンムンですね〜

というわけで、古事記にはエロティックな部分がチラホラ見え隠れしているのであります

他にも、「二枚貝に挟まって溺れた」という男性のお話があるんですが、これも別の解釈をすると「二枚貝」というのは女性器のことで、つまり女性に溺れてしまった・・・といった解釈がされたりね








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