明治14年 1881年 | |
明治14年 1881年 年表 |
1月14日 東京に警視庁を設け憲兵を置く |
1月26日 明治時代で一番すごい火事が発生 |
明治時代の中で、一番すごい火事がおきました この火事にて、柳橋の花街は全焼してしまいます |
2月15日 芝に紅葉館ができる |
紅葉館というのは、名流紳士向けのめっちゃ豪華料理屋さんです |
3月10日 ハワイのカラカウワ国王が来日 |
ハワイ国王の跡継ぎとして、皇族の一人を養子にくださいといわれましたが、天皇は拒否しました |
3月12日 ロシア皇帝アレクサンドル二世暗殺される |
4月7日 農商務省ができる 外務卿河野敏鎌を農商務卿に |
4月8日 亀井忠一が三省堂を創業 |
5月 スペンサーの「社会平権論」が大ブーム |
7月 開拓使事件 |
さてさて、戊辰戦争で最後の舞台となった北海道ですが、その後どうなってたかとゆーと、明治2年に北海道開拓使が出来ておりました ロシアからの防衛と、広大な北海道の原野を切り開くとゆー目的であります 明治6年には屯田兵制度が出来て、黒田清隆が開拓長官となり札幌農学校を開いたりと開拓に熱心に取り組んでました そんな中、事件が起きたのです 官費で購入した「物」を関西の貿易商に38万で払い下げ、しかも無利息の30年月賦とゆーことが判明したのであります これは開拓長官の黒田清隆と貿易商が癒着していたと大騒ぎになりました 結局政府は払い下げを中止し、黒田清隆は翌年の1月に長官を辞任となったのです そーんな黒い噂のあった黒田清隆が、数年後総理大臣となるんですねぇ やっぱいつの時代の政治と金は斬っても斬れない縁があるんですな〜 |
7月 日本初の生命保険「明治生命保険株式会社」が開業 |
契約者第一号は宇都宮三郎というお方 で、保険金受け取り第一号は川井さんというお方で、リュウマチで亡くなったそうです |
7月24日 首斬り浅右衛門廃業 |
江戸時代、代々続いていた「首斬り」業ですが、とうとう斬首の刑が廃止に 山田家は以後、刀の目利きをして暮らすことに 刀剣鑑定家へ転業します |
8月 猛暑が続きまくる!!東京では31度以上の暑さが一ヶ月続きました |
8月2日 学生の称の始り |
東京大学の学生のみ「学生」と呼ぶことに 他の小学生から大学生は「生徒」と呼びます |
10月3日 神社・寺院以外の葬祭執行を禁止 |
10月11日 14年の政変 |
御前会議で立憲政体方針、開拓使官有物払い下げ中止、大隈重信らの参議罷免が決定 |
10月13日 大隈重信の仲間が大量辞職 |
大隈重信免官に反対して、犬養毅、尾崎行雄、小野梓、中上川彦次郎、矢野文雄ら政府関係者辞職する |
10月20日 大隈免官に反対して河野敏鎌が辞職 |
10月29日 板垣退助 自由党結成 初の政党 |
11月8日 大隈免官に反対して前島密が辞職 |
11月14日 ドイツ人ケルネル来日 |
この年の出来事 |
・牛乳配達がスタート! ・物価が高騰!白米も値上がり、商売人は営業不振になり休業する人が続出 ・東京で腸チフスが流行する ・この年は犯罪が増加した一年だったようです ・この年、服部金太郎が京橋に時計店を開業。後の服部セイコー ・地方の町村に靴を履く者が出てくる ・日本人のラムネ製造始まる |